Piccolo|アニメキャラクター|5月9日生まれ
ピッコロは、悪の化身であるピッコロ大魔王から生まれたナメック星人である。当初は地球征服を企む悪役であったが、孫悟飯との出会いを経て、その頃を境に地球の守護者としての道を歩み始める。師匠として悟飯を鍛え、数々の強敵との戦いを経て、神様との融合により自己の限界を超えた成長を遂げる。その身に宿る過去の因縁と、未来への責任感を胸に、単独で、あるいは仲間と共に地球の平和を守り続ける孤高の戦士である。
ピッコロは、かつて地球に災厄をもたらした悪の化身、ピッコロ大魔王の息子として誕生したナメック星人である。その出自ゆえに、当初は父の遺志を継ぎ、地球征服という禍々しい目的を掲げていた。しかし、運命の歯車が大きく動き出すのは、 8歳になった時である。宿敵である孫悟空の死後、ピッコロは偶然にも悟空の息子、孫悟飯と出会う。当初は父の仇である悟空の息子という理由で、その才能に目をつけ、利用しようと考えていた。だが、悟飯の純粋な心や、戦いの中に垣間見せる秘められた力に触れるうちに、ピッコロの心にも変化が生じ始める。
師弟関係という枠を超え、ピッコロは悟飯の命を懸けた訓練を施すようになる。その厳しさの中に、次第に未来への希望を見出すようになるのだ。 8歳から始まったこの師弟関係は、サイヤ人襲来という未曾有の危機において、ピッコロの運命を決定づけることとなる。
サイヤ人、ラディッツとの戦いにおいて、ピッコロは悟飯の秘めたる力に気づき、共にラディッツを討伐する。この戦いを経て、ピッコロは地球の平和を守るという新たな使命感に目覚める。続くサイヤ人、ベジータとナッパの襲来では、悟飯や他のZ戦士たちと共に、地球を守るために死力を尽くす。この戦いでピッコロは命を落とすが、その魂は閻魔大王のもとで、穏やかなナメック星人としての本来の性質を取り戻していく。
死後、ピッコロは神様の星で修業を積み、 12歳で新たな転機を迎える。かつての自分とは異質な存在である、地球の神様と融合するという決断を下すのだ。この融合は、 15歳で完了し、ピッコロは神様の持つ知識や経験、そして温和な性質を受け継ぎ、自己の限界を大きく超える。 17歳、 770年のことである。神様と一体となったピッコロは、 12歳で体内に宿ったもう一人の自分、ネイルと融合した記憶をも呼び覚まし、究極のナメック星人へと進化を遂げる。かつて悪として生まれた存在が、地球の守護者として、そして仲間との絆を胸に、その強大な力をもって平和を守り続けるのである。その姿は、単なる強さだけでなく、内面の葛藤と成長、そして自己犠牲の精神を体現していると言えるだろう。