Hiroshi Tamaki|アーティスト・作家|1980年生まれ
『のだめカンタービレ』などで人気を博し、歌手・写真家としても活動する多才な俳優。
玉木宏は1980年、愛知県名古屋市に生まれた。中学時代にドラマ『若者のすべて』に影響を受けて芸能界入りを志し、高校2年のときに名古屋でスカウトされる。卒業とともに上京し、アルバイトとオーディションの日々を送りながら、1998年にドラマ『せつない』で俳優デビュー。2001年公開の映画『ウォーターボーイズ』の佐藤勝正役で注目を集めた。
2004年の『ROCKERS』でギタリスト役を演じたことをきっかけに歌手活動を始め、国内外でライブツアーも行った。真珠やダイヤモンドをテーマにした写真展を開くなど写真家としても活動し、MVやショートフィルムの監督も手がける。『ゴールデンカムイ』の鶴見篤四郎や『沈黙の艦隊』の深町洋など、近年も映画・ドラマの話題作で強い存在感を放っている。
2003年の連続テレビ小説『こころ』で花火職人を演じて広く認知され、2004年には映画『雨鱒の川』で映画初主演、同年「Seasons」で歌手デビューも果たした。2006年には映画『ただ、君を愛してる』の主演や、フジテレビの月9ドラマ『のだめカンタービレ』の千秋真一役で飛躍の年を迎え、翌2007年にはエランドール賞新人賞を受賞した。時代劇にも早くから取り組み、NHK大河ドラマでは『功名が辻』、『篤姫』の坂本龍馬、『平清盛』の源義朝、『青天を衝け』と複数回出演し、2007年には『敵は本能寺にあり』で織田信長も演じている。『マダガスカル』や『ジュラシック・ワールド』シリーズの吹き替えも担当した。
2013年に初舞台『ホテル マジェスティック』で初主演を務め、2015年の朝ドラ『あさが来た』では主人公の夫・白岡新次郎を演じてザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。『極主夫道』『ゴールデンカムイ』など話題作でも存在感を見せる。祖父が暮らした隠岐諸島の西ノ島を自身のルーツとし、23歳から始めたカメラで写真展を開くなど写真家としての一面も持つ。2020年ころからはブラジリアン柔術に打ち込み国際大会で入賞するなど、俳優の枠を超えて多彩な活動を展開している。2018年に女優の木南晴夏と結婚した。
2012年には中国映画『曹操暗殺 三国志外伝』で外国語映画に初出演し、同年からは料理対決番組『アイアンシェフ』の主宰も務めた。箸や筆は右利き、ボール投げやアーチェリーは左利きという一面を持ち、靴下が苦手で素足にサンダルを愛用するなど飾らない人柄も語られる。2020年には第一子、2025年には第2子が誕生している。2026年には保険調査員を主人公とするドラマ『プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮』で主演を務めるなど、現在も主演作を重ねている。肉、特にハラミを一番の好物に挙げ、地元名古屋の味噌料理や甘い物も好むという。保育園から中学まで水泳を習い、特技は水泳である。