Satomi Ishihara|アーティスト・作家|1986年生まれ
朝ドラヒロインでデビューし、映画・ドラマで数々の賞に輝いた国民的女優。
石原さとみは1986年、東京都に生まれた。デビュー以前は「石神国子」名義で映画に出演していた。「原石」を逆にした『石原』と、聡明で美しくありたいという願いを込めた『さとみ』が芸名の由来である。2002年、第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でグランプリを受賞。2003年の映画『わたしのグランパ』で女優デビューし、同年にはNHK連続テレビ小説『てるてる家族』のヒロイン・岩田冬子役に抜擢され、同作ではナレーションも兼ねた。
2009年には井上ひさし書き下ろしの舞台『組曲 虐殺』に出演するなど、早くから舞台でも実績を重ねてきた。『アンナチュラル』の三澄ミコトは代表的な当たり役となり、2024年には映画『ミッシング』での主演で第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。2022年からは情報番組『あしたが変わるトリセツショー』でMCにも初挑戦し、活動の幅を一層広げている。
2005年のNHK大河ドラマ『義経』では静御前を演じ、2006年の『Ns'あおい』で民放連続ドラマ初主演を務めた。舞台にも早くから挑戦し、2006年の『奇跡の人』ではヘレン・ケラー役を演じている。2012年の『リッチマン、プアウーマン』、2014年の『失恋ショコラティエ』でザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受けるなど評価を高め、役作りに真摯に取り組む姿勢で知られる。2015年には月9ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』で月9初主演を果たした。
2016年の映画『シン・ゴジラ』でカヨコ・アン・パタースンを演じて日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、同年のドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』、2018年の『アンナチュラル』では主演女優賞を多数受けるなど、作品ごとに高い評価を得た。2021年の映画『そして、バトンは渡された』、2024年の『ミッシング』での主演により日本アカデミー賞の賞を重ねている。「サントリードリームマッチ」の始球式では毎年異なる投球フォームを披露することでも知られる。2020年に一般男性と結婚し、2022年と2025年に出産。産休を経て女優業に復帰し、第一線で活躍を続けている。
東京創価小学校から創価高校を卒業。旅行好きで、仕事の合間を縫って海外へ出かけるという。映画『シン・ゴジラ』で共演した竹野内豊は、分厚い台本に英語の台詞まで入れてきた石原の姿勢に触発されたと語り、役作りへの真摯さがうかがえる。2018年にはフェルメール展のナビゲーターを務めるなど、女優業以外でも活動の幅を広げている。料理を好み千切りをストレス発散法に挙げるなど素顔の一面も知られ、清潔感のある存在感で幅広い世代に支持されている。東京創価小学校から創価高等学校を卒業しており、学生時代から培った明朗な人柄でも親しまれている。