妻夫木聡の年表

Satoshi Tsumabuki|アーティスト・作家|1980年生まれ

映画・ドラマ・大河で主演を重ね、アジアでも人気を誇る日本を代表する俳優の一人。

妻夫木聡の人生紹介

読者モデルからオーディショングランプリへ

1980年、福岡県柳川市に生まれ、小学2年のとき父の転勤で神奈川県横浜市に移る。愛称はブッキー。高校時代から雑誌『東京ストリートニュース』の読者モデルとして人気を博し、90年代後半のカリスマ高校生ブームを作った一人だった。横浜スタジアムでビールの売り子のアルバイトもしていたという。1997年、約300万人が参加したアーケードゲームのオーディションイベントで第1回グランプリを獲得し、これが俳優への道のきっかけとなる。所属したホリプロの戦略のもと「おしゃれでカッコイイ」イメージを築き、1998年にドラマ『すばらしい日々』で俳優デビューを果たした。趣味は音楽で、兄とバンド「Basking Lite」を組みベースとボーカルを担当し、くるりのファンを公言している。

『ウォーターボーイズ』での大ブレイク

2001年、映画『ウォーターボーイズ』でシンクロに取り組む男子高校生を演じて映画初主演を果たし、大ブレイク。日本アカデミー賞の優秀主演男優賞・新人俳優賞を受賞した。2003年には『ブラックジャックによろしく』で連ドラ初主演を飾り、同年の映画『ジョゼと虎と魚たち』では本格的な恋愛映画に挑んでそれまでの純粋な好青年のイメージを刷新。キネマ旬報ベスト・テン最優秀主演男優賞など主演男優賞を多数獲得し、役者として新たな段階へ進んだ。若年期は窪塚洋介としばしば比較された。

大河主演と国際的な評価

2009年の大河ドラマ『天地人』では直江兼続役で大河初出演にして初主演。2010年の映画『悪人』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、2016年の『怒り』では綾野剛と2週間の同居生活を経てゲイカップルを演じ最優秀助演男優賞を獲得した。2013年には山田洋次監督の『東京家族』に出演し、以降『家族はつらいよ』シリーズに出続ける。2018年には主演舞台『贋作 桜の森の満開の下』が日仏友好を記念してパリでも上演された。2022年の主演映画『ある男』はヴェネチア国際映画祭に出品され、翌年に再び最優秀主演男優賞を受賞。その人気は中国・香港・台湾・韓国などアジアにも及ぶ。「台本は100回以上読む」と語る努力家で、妻は女優のマイコ。

TBSドラマ『木更津キャッツアイ』で共演した嵐の櫻井翔、俳優の佐藤隆太とは、プライベートの旅に密着されるほど親交が深い。事務所の後輩だった池松壮亮とは兄弟のように接し、元プロ野球選手の松坂大輔とも高校時代からの親友である。デビュー20年目には、これからは待つだけでなく制作側に立って一緒に企画を作り上げたいと語り、2018年の主演ドラマ『イノセント・デイズ』では企画にも携わった。若手時代の苦労を「自分の無力さを感じた」と振り返り、演技は誰にも習わず独学で磨いたという。中国・香港・台湾・韓国などアジア各地にも熱心なファンを持つ。

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