Minami Hamabe|アーティスト・作家|2000年生まれ
東宝シンデレラ出身で、透明感のある演技と確かな実力で世代を代表する女優。
浜辺美波は2000年、石川県に生まれた。「みなみ」の名は漫画『タッチ』のヒロイン・浅倉南に由来する。2011年、第7回東宝シンデレラオーディションでニュージェネレーション賞を受賞して芸能界入りし、同年公開の映画『アリと恋文』で主演を務め女優デビューを果たした。目標とする俳優に事務所の先輩・長澤まさみを挙げ、同じオーディションの同期に上白石萌音・萌歌姉妹や山崎紘菜がいる。2015年のスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで注目され、2016年には麻雀漫画の実写ドラマ『咲-Saki-』で初主演を飾った。
2019年に高校を卒業した後は大学に進まず女優業に専念する意向を表明し、以後も精力的に作品へ出演している。『約束のネバーランド』『六人の嘘つきな大学生』など原作もの映画でも主演を務め、確かな演技力で評価を重ねてきた。SNSはマネージャーと共同で管理しながらも、フォロワー数は早くから100万人を超えるなど幅広い世代から支持されている。
2017年、住野よるのベストセラー小説を映画化した『君の膵臓をたべたい』で主人公・山内桜良を演じて話題を呼び、同作や『亜人』などで日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。翌2018年には『賭ケグルイ』で蛇喰夢子を怪演し、作品ごとに空気まで変えられる演技力が高く評価された。2019年にはアニメ映画『HELLO WORLD』で声優を務めている。しばしば「透明感の持ち主」と評され、自身のチャームポイントを「顔にあまり特徴がないこと」と語る一方、インドアで一人の時間を大切にする性格も知られる。
2023年前期にはNHK連続テレビ小説『らんまん』でヒロイン・寿恵子を演じ、同年末には第74回NHK紅白歌合戦の司会も務めた。同年公開の『シン・仮面ライダー』で緑川ルリ子を、『ゴジラ-1.0』ではヒロインを演じ、日本アカデミー賞で優秀主演女優賞・優秀助演女優賞を相次いで受賞。2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で寧々を演じ大河初出演を果たすなど、世代を代表する女優として歩み続けている。愛犬家でもあり、宝塚歌劇の観劇や読書を趣味に挙げている。
本名がそのまま「芸名のよう」と評されることも多く、父が名付けた名前を気に入ってそのまま用いている。宮部みゆきや東野圭吾のミステリー小説を愛読する読書家で、三半規管の強さには誰にも負けないと自負する。橋本環奈や上白石姉妹ら同世代の俳優とも親交が深く、歌手のAdoとは互いを愛称で呼び合う仲でもある。石川県の硬筆習字特選賞の受賞歴があり、中学時代は吹奏楽部でフルートを担当していた。穏やかで誠実な人柄も、長く愛される理由の一つである。三半規管の強さには誰にも負けないと自負し、揚げ物、とりわけ唐揚げを大好物に挙げている。