Ponyo|アニメキャラクター
「崖の上のポニョ」の主人公である。海の魚の子であったが、人間になりたいと強く願う。好奇心旺盛で、魔法の力を使って人間界へやってくる。お節介で活発な性格であり、宗介との出会いをきっかけに、その奇跡的な物語が展開される。
海の世界で暮らす、魚の子であった。名前はポニョ。好奇心旺盛で、いつも新しい世界への憧れを抱いていた。そんなポニョが、ある日、水槽から飛び出し、人間界への冒険に旅立つことになる。そのきっかけとなったのは、人間になりたいという強い願いだった。魔法の力を持つ父・藤本に反発し、自らの力で人間界へと向かう決意を固める。
海の世界を離れ、人間の住む町へとやってきたポニョは、ある日、港で崖の上にある家で暮らす少年・宗介と出会う。波打ち際で遊んでいた宗介は、カモメに追われていたポニョを助け、自分の家へと連れ帰る。海の世界で育ったポニョにとって、宗介との出会いは衝撃的であり、同時に温かいものだった。宗介の優しさに触れ、ポニョの人間になりたいという願いは、より一層強固なものとなる。宗介に「ポニョ、ポニョ、お前の半分は、私、半分は、お前」と歌われて、ポニョは人間になることを誓う。
ポニョは、宗介に拾われた後、宗介の母親であるリサに「ポニョ」と名付けられる。宗介との日々は、ポニョにとって初めての人間らしい体験であり、その好奇心はさらに刺激されていく。しかし、ポニョが人間界にいることは、魔法使いである父・藤本に知られてしまう。藤本は、ポニョの魔法の力が暴走することを恐れ、ポニョを海の世界へ連れ戻そうとする。ポニョは、父の力によって、半魚人の姿へと変えられてしまう。この変化は、ポニョにとって大きな試練となる。しかし、ポニョは宗介との絆を信じ、魔法の力を使って再び人間界への帰還を試みる。
ポニョは、自らの魔法の力と、宗介への強い愛情を頼りに、人間界へと舞い戻る。その姿は、半人半魚。しかし、ポニョの心は、宗介への純粋な想いで満ち溢れていた。ポニョの魔法は、次第に町全体に影響を与え、世界は海に沈み始める。この未曽有の事態に、宗介とリサ、そして島に住む人々は、ポニョの存在に翻弄されながらも、ポニョの奇跡を信じ、共に立ち向かう。最終的に、ポニョの決意と宗介の愛情が、世界を救う鍵となる。ポニョは、魔法の力と人間になるという願いを、父・藤本と海辺の魔女・グランマンマーレの助けを得て、両立させる道を見出す。そして、ポニョは人間として、宗介と共に生きていくことを選ぶ。それは、一人の魚の子が、愛と勇気によって奇跡を起こし、人間として新しい人生を歩み始める、感動的な物語の結末であった。ポニョの物語は、「人間になりたい」という純粋な願いが、周囲の世界にどのような影響を与え、そしてどのように成長していくのかを描いている。