Kasumi Arimura|アーティスト・作家|1993年生まれ
朝ドラや話題作で主演を重ね、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も受賞した日本の女優。
1993年、兵庫県伊丹市に生まれる。姉は女優・タレントの有村藍里。1歳のとき自宅で阪神・淡路大震災に遭い、倒れたタンスの下敷きになったが家族に救出された。中学3年のときにドラマを見て「自分ならこう演じる」と考える自分に気づき、女優を志す。2009年、高校在学中にオーディションを受けて合格し、2010年に親元を離れて上京。同年にドラマ『ハガネの女』で初出演を果たし、2011年には映画初主演も経験した。2013年には出生地から「伊丹市大使」に任命されている。上京2年目の19歳のとき、知人に「覚悟が足りない」と言われたことが転機となったと語っている。
2013年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で主人公の母親の若かりし頃を演じて話題を呼び、知名度を一気に高めた。「2014年にブレイクを期待するタレント」で女性部門1位になるなど注目を集める。2014年にはスタジオジブリ作品『思い出のマーニー』でダブルヒロインの声優を務め、2015年の『映画 ビリギャル』では金髪ギャルを演じて話題となる。同作での演技により2016年に第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞、ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した。この年にはフジテレビ月9ドラマで民放連続ドラマ初主演も果たしている。
2017年、脚本家の強い要望でオーディションなしに、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』のヒロインに選ばれた。2016年と2017年にはNHK紅白歌合戦で2年連続の紅組司会も務めている。2021年には主演映画『花束みたいな恋をした』の大ヒットと『コントが始まる』での活躍が評価され、第45回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した。2023年の大河ドラマ『どうする家康』では築山殿を演じ、大河ドラマに初出演している。高畑充希や森川葵、二階堂ふみらと交流が深く、好きなアーティストにMr.Childrenやaiko、星野源らを挙げる。普段はシンプルでカジュアルなファッションを好むという。
2015年には『海に降る』で連続ドラマ初主演、映画『ストロボ・エッジ』の役作りではデビュー以来伸ばし続けた髪を20cmカットするなど、作品ごとに体当たりで臨んできた。2021年には短編作品が評価されアジアの映画賞でブライトスター賞を日本人として初めて受賞している。本名は芸名と漢字一字違いで読みが同じ「有村架澄」で、出生地の兵庫県伊丹市では「伊丹市大使」を務める。出番が少なくとも「今まで誰も見たことのない姿を見せたい」と臨んだ『あまちゃん』が女優人生の大きな転機となり、子どもの頃に抱いた素直な情熱を保ち続けて世代を代表するヒロインとなった。繊細さと芯の強さを併せ持つ演技で高く評価され、CM起用も多い。フラームに所属している。