Ryusei Yokohama|アーティスト・作家|1996年生まれ
極真空手の世界王者という経歴を持ち、大河主演や日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に至った俳優。
横浜流星は1996年、神奈川県横浜市に生まれ、埼玉県で育った。父は大工で、1歳下の弟はプロボクサーの横浜海斗。小学6年生のときに原宿でスカウトされ、スターダストプロモーションに所属、男性タレント集団EBiDANの元メンバーでもある。極真空手の有段者で、中学3年時には国際青少年空手道選手権大会で世界一に輝いた経歴を持つ。2012年にドラマ『仮面ライダーフォーゼ』でテレビドラマ初出演を果たし、2014年から放送された『烈車戦隊トッキュウジャー』でトッキュウ4号を演じて注目を浴びた。
ドラマ『DCU』ではダイバー役のためにスキューバダイビングのライセンスを取得し、『春に散る』ではボクシングを始めるなど、役ごとに新たな技能を身につける姿勢を貫く。多くの監督がその瞬発力と「作品に尽くす」姿勢を称賛しており、『国宝』など話題作への出演も続く。弟とともにスポーツで培った精神力が、役者としての集中力を支えている。
戦隊シリーズ終了後は約1年間仕事に恵まれない時期もあったが、2016年の映画『シュウカツ』で映画初主演を務めるなど着実に経験を積む。2017年には「GReeeeN映画プロジェクト」でグリーンボーイズ名義でCDデビューし、2018年にはソロ歌手としても活動を始めた。転機となったのは2019年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』で、ピンク色の髪が印象的な不良役「由利匡平」を好演してブレイク。ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞などを受賞し、一躍人気俳優となった。翌2020年には映画『愛唄』『チア男子!!』『いなくなれ、群青』での演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。尊敬する役者に三浦友和、綾野剛、山田孝之の名を挙げている。
役作りへの徹底した姿勢でも知られ、2022年の『嘘喰い』では髪を銀色に染めて単独主演を務め、『春に散る』ではボクシングのプロテストに合格した。2023年には『ヴィレッジ』『春に散る』で報知映画賞主演男優賞を受賞。2024年の主演映画『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、2025年にはNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で蔦屋重三郎を演じ、大河ドラマ初出演にして初主演を務めた。多くの監督から役への没入と「スタア性」を高く評価され、名実ともに日本の映画・ドラマ界を代表する俳優へと成長した。
幼馴染で友人の女優・飯豊まりえからは「兄みたいな存在」と語られる。大のインドア派で、「誰にも気を遣わず好きなことができるから」と家で過ごす時間を大切にし、自分と向き合う時間を重んじるという。好きな言葉は「継続は力なり」で、ディオールのジャパンアンバサダーを務めるなどファッションの分野でも注目を集める。紫色を好み、好きな食べ物に激辛ラーメンを挙げるなど、素朴で飾らない人柄も親しまれている。