高橋一生の年表

Issey Takahashi|アーティスト・作家|1980年生まれ

東京出身の俳優。子役・声優を経て長い下積みののち、『カルテット』『おんな城主 直虎』などでブレイク。多彩な役柄を演じ分ける実力派として評価される。

高橋一生の人生紹介

子役からのスタート

高橋一生は1980年12月9日、東京都港区赤坂に生まれた。弟はnever young beachの安部勇磨で、4人の異父弟の世話をする父親代わりの役目も担ってきた。幼少期に塞ぎがちだったのを見た祖母が様々な習い事をさせてくれたが、どれも長くは続かなかった。しかし習い事の一つだった児童劇団の発表会で祖母が泣いて喜んでくれているのを見て、俳優を続ける決心をしたという。小学校時代は赤坂御用地の近くに実家があり、御所内に入れてもらってたぬきを探す遊びをしていた。1990年の映画『ほしをつぐもの』で映画初出演。中学3年のとき劇団からアニメ映画の声優オーディションに誘われ、1995年公開のスタジオジブリ作品『耳をすませば』で天沢聖司の声を演じたことをきっかけに、役者業を続けていきたいと思うようになった。

長い下積みと転機

堀越高等学校時代の同級生にはV6の岡田准一らがいる。その後は内に引きこもる役の印象が続き、当初はなかなか役者として評価されなかった。転機となったのは2013年放送のドラマ『Woman』で演じた主人公の担当医役で、それまでの自分にはない新しいイメージの役を脚本家に書き下ろしてもらえたことで、幅広い役柄にキャスティングされるようになった。高橋は「この役に出会っていなければ、おじさんになっても悩んでいるハムレットのようになっていたかもしれない」と、それまでの役者人生を振り返っている。長く不仲だった母とは、亡くなる1週間前にようやく和解したという。

ブレイクと多彩な役

2015年のドラマ『民王』で助演男優賞を受賞したのを皮切りに、2017年には『カルテット』、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』、連続テレビ小説『わろてんか』などで高い評価を受け、オリコンの上半期ブレイク俳優ランキングで全世代1位を獲得した。『おんな城主 直虎』の小野政次役では、視聴者に「政次ロス」をもたらしたとされる。2018年には『僕らは奇跡でできている』で民放ゴールデン帯初主演を果たし、敬愛するエレファントカシマシの宮本浩次のプロデュースで主題歌を歌って歌手デビューも果たした。自転車好きで毎日20kmほど漕ぐといい、観る人やキャスティングする人の想像力を刺激する役者でありたいと語りながら多彩な役柄を演じ分けている。特技はスケートボードやギター、ブルースハープで、自宅の家具や植物に名前を付ける癖があるという。松尾諭や瀬戸康史、高校の同級生である岡田准一らとの親交でも知られる。内に籠る役から飄々とした役、冷徹な役まで作品ごとにまったく異なる表情を見せる変幻自在の演技で評価を確立し、舞台でも読売演劇大賞最優秀男優賞を受けるなど第一線の実力派として歩み続けている。長く不遇だった時代を経て花開いたその演技は、幅広い世代の視聴者を惹きつけている。2024年には女優の飯豊まりえと結婚した。

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